六研プラSAA【シビリアン】

HEROSUNG2006-01-09


ろっけん という言葉は、GUN具ファンにとって、
なんとも心地の良い響きとなって心にしみる。

これが「ブランド・イメージ」というものだろうし、
当時(も今も)高嶺の花だった六研製品の中で、ようやく買えたのが、
このプラSAAでした。

そのインプレッションは、GUN誌で見た実銃写真にソックリ!というもので、
その重量感・存在感 共に 満足しワクワクしたものでした。
初めて買った六研プラSAAは、以前、友人にあげてしまった為
写真のGUN具は、後年になって入手したものですが、
このGUN具には、真鍮製のトリッガーガードとバックストラップが
つけてあります。

構造は、「テンプラ・モデル」といわれた 亜鉛合金のフレームに
プラ材をかぶせた造りで、材料の熱膨張率の違いから、バレルに亀裂が
入ってしまいましたが、プラリペアでキレイに補修しています。
なんとも便利なものができたものです。
プラ素材のGUN具は、比重の違いから、軽量なのが最大の難点で、
持ったときに妙に軽いのが興ざめしたものでしたが、内部に金属を鋳込む
というか、組み合わせることにより、重量アップが図られてきていました。
当時は、高比重の「ヘビィウェイト材」なんてものはなく、ABSで作られてましたので、
変な重量バランスのものが多かったのですが、この六研(プラ)SAAは、
バレル&フレームが亜鉛合金で出来ていて、表面側2ミリ程の厚さ分がABSで
覆われているという構造になっていて、かなりズッシリした手ごたえと
「プラ製」との事で、ガス抜けバレルでしたので、発火した際は、轟音とスモークが楽しめます。
ただ、いくら「プラ」で、「ファストドロゥに最適」なGUN具といっても、
なんせ「六研製」なので、最初の頃購入した人は、ほとんど発火しなかったと
思いますけど。
現に、このSAAは、バレル内部が、半分カウンターウェイトと安全インサート鋼材で
埋まっているうえ、開いている方の半分も、ネジが横から挿してあるので、
バレル内部の清掃はムリでしたから、現在では、ひどい状態のものも
多く出ているようです。

今でしたら、状態の良いものも、さがせば 1万円位で 入手できるかもしれませんね。

僕がこのGUN具を入手した頃は、
始めたばかりの副業で、最初の月に4万6千円、次の月に7万円 と、
収入を得られるようになったばかりの頃で、
お小遣いのあるときに 丁度良い出物に出会えた事は、本当に幸運でした。
当時、体調不良で会社を退職し、さびしい闘病生活を送っていた時でしたので、
このGUN具の入手は、本当に心の支えになりました。
おかげさまで今は体調も回復し、
そして、今も、副収入を得て、毎月 助かっています。

僕が助けられた副業のキッカケは、このHPからでした。