六研ファスト・ドロウ・スペシャル・なんちゃってカスタム

HEROSUNG2005-11-01

このGUN具 すごいです!


ただの SAAシビリアンではありません。




その名も「六研ファスト・ドロウ・スペシャル・なんちゃってカスタム」という
ものすごいGUN具です。
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

カスタムの内容ですが、
本体は、アサヒイーグル製SAAフロンティア(亜鉛合金製)ジャンク品(未発火)。
バレルをCAW製「タナカSAAガスガン用真鍮削り出しシビリアンバレル」に変更。
エジェクターはマルシンの金属モデルガン用部品を流用し、
エジェクターチュ−ブは長興の真鍮削り出し品を使用。
トリッガーガード&バックストラップは真鍮製に変更。
ストックは実銃用(?)アイボリー色プラグリップを装着。
シリンダーは、前撃針を除去して、発火不能に変更。
カートリッジは、後撃針タイプを装填。
機関部品は アサヒイーグル製の不足分はマルシン製・タナカ製の部品を流用。  
というわけで、アサヒイーグル製フロンティア(ジャンク品)を、真鍮部品を使って
シビリアンとして蘇生させたってわけです。
ご存知のように六研の真鍮製SAAは、幻のモデルガンで、製作も古く、しかも
現在では、販売目的の所持が禁止されているという品なので、入手は不可能で
あります。
そこで、せめて少しでもそのスピリッツに近づいたモデルガンを! との思いから、
手持ちの「アサヒイーグル」機を改修のついでに実現してみました。
(ずいぶん時間も費やしました。)

さて、
この「六研ファスト・ドロウ・スペシャル・なんちゃってカスタム」ですが、
母体となったアサヒイーグル製SAAは、
その昔、「六研真鍮製ピースメーカーのZn版」と言われた名機で、 故 六人部氏の
設計により、46年規制前の量産SAAでは最高のプロポーション!と言われた
「名作」GUN具でした。 
「六研真鍮製ピースメーカーのZn版」のバレルとグリップが 真鍮製に換装された
わけで、まさに 「なんちゃってカスタム」の 名に羞じない作品(笑)です。
この「なんちゃってカスタム」のインプレッションですが、
さすが真鍮部品を使用すると、ズッシリ重く、スピンや 早撃ちの練習をするには
絶好のGUN具となっています。
今後のグレードアップとしては、
ベースピンの換装(現在はアサヒイーグル製を使っていますので、先端部分は太い
ので外観良好ですが、軸部分が細いのが弱点です)、
ファイアリングピンの変更(マルシン製ハンマー使用の為、太くなっています)、
ネジ類の変更 等々、アサヒイーグル機およびマルシン機の弱点を改修する必要
があり、まだまだ課題は多いですが、第一段階としては良く出来たと思っています。
概略以上の通りですが、シロウトの自家製カスタムですので、ショップの製作品とは
精度が全然違いますし、表面には手が滑った小キズもありますが、
こんなのでも一番気に入っているGUN具です。

製作も古く、やはり、30年位は経っている物と思われます。
今、トイガンの世界は、エアガン/ガスガンが主流で、このようなモデルガンは、
主流派ではなくなってしまいましたが、こういった古いGUN具は、いわば歴史の
証言者として文化財的価値があると思います。
こんなすごいの 持っている人 他にいますか??
このGUN具は、今では売買できない「非売品」になっていますが、あえて値段を
付けるとすれば、自己評価額は缶チューハイ620本分!って感じですかね。
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

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